住宅購入の際、必要となるのが「住宅ローン」。住宅ローンと一言で言っても種類は様々。
弊社ではお客様に合ったローンの選定、返済プランで計画的な購入計画を立てましょう。
資金計画を立てよう
ローンの頭金額は購入価格の10%以上がベスト!
まず、準備できる頭金の金額を算出し、その額に見合った借入れ予算を立てましょう。例えば準備できる頭金が250万円の場合、購入予算は上限2,500万円、借入額は2,250万円といった具合です。つまり、購入したい物件が3,000万円の一戸建てであれば、300万円の頭金を準備、残り2,700万円は借入れるといった具合です。
ローンによっては9割以上借入れをできるものもありますが、返済の負担が大きくなるので、購入価格の最低10%の頭金は確保したいところですね。 もちろん、自己資金が多ければ多いほど借入額は減り将来のローン返済の負担が軽減できます。
購入時には頭金だけ用意すればいいわけではありません!
不動産購入の際には、各種税金や保険料、手数料などの諸費用がかかります。 諸費用の額は、一般的に、 新築住宅で価格の3%〜6%程度、中古住宅で6%〜10%程度と言われています。つまり、購入予算の13%〜20%程度、自己資金の用意しておく事をおすすめします。
手元にある自己資金から購入予算を立てるか、 購入希望の物件の価格から自己資金を準備するか、 現在の収入や将来のプランと照らし合わせ、よく検討することが必要と言えるでしょう。
日常生活への負担のないように、年収に見合った借入額を!
住宅ローンを借りるときの収入基準のひとつで、年収に対する年間の返済額の割合を表す「返済負担率」というものがあります。「ローン返済率」とも呼ばれます。
この返済負担率が住宅ローンの審査基準のひとつとなり、金融機関にもよりますが、年収に応じて最大35%〜40%程度までと設定されています。 一般的には返済負担率25%までが無理なく返済できる、望ましい率だとされています。ご自分の返済負担率を元に年間の返済額を算出し、出産・教育費などの出費も予測しつつ、何年間のローンを組むかしっかりと検討・計画が必要です。
ボーナス、臨時収入時には、まとまった返済を!
繰上げ返済とは返せる時にローンの一部を先に返済してしまうことです。繰上げ返済には「期間短縮型」と「利息軽減型」があります。
返済期間を短めに組んでいたローンの返済期間の延長は容易ではありません。したがって、ゆとりを持たせ長めのローンを組み、返せるときは繰上げて返済していくというのが、無理なくローンを返済していく良い手段なのかもしれません。